2014/10/12

Eclipseをインストール

2015年4月注記:
この記事を書いてから、Android開発環境が転換期を迎えている真っ最中だということに気が付きました
私のようにAndroid開発を主業務にしていない者は大きな流れに取り残されがちです
AndroidStudioがEclipseにきれいにとってかわるのか、それとも第三の選択肢が表れるのかは私が論ずるところではありませんが、下記に私が言ってしまったようにEclipse一択でなくなったことは事実のようです

こちらの記事は残しておきますが、別途Android Studioの初期設定、Eclipseとの比較記事なども順次上げていこうと思っています

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必要な機材が揃ったら、次は開発環境を整えます
Androidの開発をするためのツールはいくつもありますが、私はEclipseを使っています
開発の情報もEclipse前提のものが多いので、ここは私を信じでEclipseにしておきませんか?

Eclipseはとても高性能な開発環境ですが、インターネットがあれば無料で手に入れることができます

Eclipseを使えるようにするには手順があります
こちらのページにとても丁寧に解説されていますので、参考にしてください

Tech Fun CC

と、他人の情報に降ってしまったのでは私が記事をかく意味がなくなってしまいますので、初心者の人が引っかかりやすいところを説明していきます

日本では個人用のPCはほぼWindowsなので、その前提でお話をさせていただきます
インストール前に調べておいてほしいことが2つだけあります

お使いのPCの1.OSのバージョンと2.CPUのビット数です

OSのバージョンはWindowsならXp、Vista、Windows 7、Windows 8等です
ビット数はハードに依存していて、32bitか64Bitのどちらかです
x86は32bit用のアーキテクチャ、つまり32bitと同義と考えていいです。なんでx32じゃないのかはまぁ理由があるんですが今はほっときましょう
64bit版はx64という名称になってます

この2つはインストールするときに聞かれることがあります
ご自分の使っているPCに合わせたものをインストールしてください

ざっくり以下の順番でインストールしていくことになります

1.Javaが実行できる環境(Java Development Kit,=JDK)のインストール
2.Eclipseが実行できる環境のインストール
3.EclipseでAndroidを開発するための環境のインストール

1.はEclipseがJavaで動くアプリなので必要です。2はEclipseは汎用の開発環境なのでAndroid用にカスタマイズする必要があるのです
「なんでこんなに面倒くさい手順を踏まなければならないの?」と思う方はいて当然ですが、無料のツールなのでそこは我慢しましょう
それでもAndroidデベロッパーの需要が増えたからでしょう、Andridパッケージなんていうのも提供されるようになって随分簡単になったんですよ、これでも

Getting the Android SDK

インターネット上の情報は古くなっていきますから、あるページに書いてある情報が合わないことがままあります(このページも含めてね)
情報は新しい方がおおむね正しいです
ネット上にリリースされているものにはバージョンが付いているのが普通ですので、比べて確認する習慣をつけましょう
ネット上の情報の真偽新旧を見極めるのは個人の責任ですし、それがスキルです

ADTという言葉は覚えておくといいと思います
ADTはAndroid Development Tool(アンドロイド デベロップメント ツール)の略で、EclipseでAndroidを開発するためのプラグインです
プラグインとは、あるアプリに機能を追加する別のアプリ、と覚えてください
Eclipseは普通のJavaを開発するツールなのですが、ADTをプラグインすることでAndroid Javaの開発ができるようになります
ADTにさらにプラグインするツールもたくさん存在しています
くりくりは上のごく標準的な開発環境で開発できますが、これからいろんなこと、新しいことをしようとしたときにはADTを使った機能拡張をする必要があることがあります

次はEclipseを使って最初のアプリを作ってみましょう

2014/10/08

Androidアプリを作るはじめの一歩ー必要なもの

くりくりを公開して一日経ちました
ダウンロード数0...
 無料だからFACEBOOKやTwitterでつながってる人が少しくらいダウンロードしてくれると思ったのに、結構厳しいもんですね、世の中って

気を取り直して、Androidアプリの作り方を順番に説明していきます
対象はこのブログを見ることができる…つまり何等かインターネットに接続できるデバイスは持っている人
日本語がわかる人
中学生程度の算数、具体的には一次方程式と座標の概念がわかっている人
アルファベットが読める人、としておきます
もっといろいろわかる人は読み飛ばしてください

まずは始める前にどうしても必要なもの、こればかりはなければどうしようもないっていうものを紹介します

パソコン
Widows7が動くものがいいです。Xpでもきっと動くけど、サポート終了してるので。Linuxでもいいんですが、日本でLinuxのパソコン持ってる人はもう私よりパソコン詳しいんで説明聞かなくていいです
とりわけ高性能なものは必要ありません

インターネット
開発ツールも、技術情報もインターネット上のものが無料で使えます。逆に言うとインターネットにつながっていなければ相当の金額を積んでも必要なものは手に入りません。そういう時代なんです
開発につかうパソコンが自由に接続できるインターネット契約は必須です
かなり巨大なデータもありますので、早いに越したことはないですが、無理をすることもありません
最近は学校や自宅に普通にありますよ、ね?

それから、あるといいもの

Android端末
iPhoneはダメだよw
開発ツールにはエミュレータが付いているので、最悪なくても動作確認はできますが、実機の方が動作が軽いし、なにより実機上で動いた方が楽しいです
これも最新である必要はありませんが、新しい方がいろいろできることが増えます
くりくりはAndroid3.2以上、API 13以上でないと動作しません
 Androidのバージョンにはこれまたいろいろな蘊蓄がありますが、今の段階では大きい方ができることが多いみたいだ、程度の理解で結構です
自分の持っている端末のバージョンはアプリメニューの中にある端末の設定から端末情報>Androidバージョンで確認できます
極端に言うと、アプリが必要としないなら電話やネットワークの契約をしていない端末でも問題ありません
タブレットはいろいろ例外があって思わぬトラブルにあったりしますが、使用は可能です

USBケーブル
ミニというやつです。PCにつないでapkをダウンロードしたり、操作したりします
電源専用のケーブルは使えません。通信用というのを入手してください
通信用ならどんなものでもいいはずなんですが、私が前に使ってた端末はUSBジャックが接触不良になって交換しました。その時お店の人に「端末メーカーの作った正規品を使ったほうがいいですよ」と言われました。参考まで


AndroidやJavaの本があると嬉しい気がしますが、実際のところインターネットだけで足りてしまうものです

思ったより少ないとは思いませんか?
特にAndroid開発をしよう!って思わなくても、大人なら大抵持ってるものですよね?
端末は、型落ちしたものをネットオークションなどで落札して、電話契約なしでつかうなら本当に安く手にはいります
まだ電話の契約ができない学生さんは親御さんを口説き落としましょう

2014/10/05

ぶろぐはじめました

 アオイホノオっていうドラマを見て衝撃をうけました。まぁ原作は前から知ってたんですけどね。

 テレビの中に俺がいるwwwって感じ。

 若かった頃、そもそもエンターテイメントとは対極に位置する自分大好き人間なのに、何を間違えてかエンターテナーにあこがれて随分な時間と努力を浪費しました。
 島本和彦さんは自意識過剰を突き詰めきってエンターテイメント界に確固たる地位を築き上げられましたが、私は中途半端に逃げ出して今に至っております。

 さて、そんな自分大好きの私は以前からプログラムに関するうんちくを垂れ流す場所が欲しいなぁと思っていたのですが、このたび拙作のAndroid向けゲームアプリ「くりくり」をリリースするにあたって、サポートのページを作ることにしました。

 多分、サポートとは名ばかりの俺様偉いんじゃないブログになると思われます。今のうちにごめんなさいって言っておきます。
 「くりくり」を作ったのは、「みんな大好きなあのゲーム」ってどういう構造になってるのかな>自分でもできそうだな>できたから自慢したいな>イマココ、という流れになります。自分で言うのは何ですが、結構きれいなコーディングをしたつもりです。需要があるのかどうか定かではありませんが、自分が考える美しいコーディングについて、できるだけわかりやすく解説ができればいいかなと思っています。

 このブログを読んでほしい読者さんは二種類います。
 まずはプログラミングを始めたいけれどどこから手を付けていいかわからないという初心者さん。
基礎から手取り足取り教えていく教本を書くつもりはありません。プログラミングの「最初の一歩」を「面白さ」と併せて紹介していけば、あとは勝手に覚えてしまうのがプログラミングだと思っています。
 感覚的な話で申し訳ありませんが、プログラミングを勉強して覚えていくのは「階段を登って行くような」ものだと思っています。私自身の場合「坂を転げ落ちるように」プログラミングに嵌っていったと言う方が直感的に合うのです。プログラミングというのは、ある種の性癖を持った人にとってなにものにも代えがたい快感をもたらします。いやこれほんとマジで。
 私はこのブログを通してそういう性癖をもった人たちに、甘美な世界への入り口を提供できればと思っています

 もうひとつ対象にしている読者さんは、上の快感に目覚めていない職業プログラマーさん達です。
 私は、ソフトウェアはアートだと思っています。小説とか絵画のように。ぼっちゃんはただの明治時代の風俗資料ではないですし、モナリザはただの女性の正面図ではないですよね?では設計仕様書だってコードだってただ動くだけのものではない、と思える職業エンジニアさんはどのくらいいるんでしょうか。
 私は幸運にも芸術的なデザインをする上司先輩に恵まれ、それほど遅くない時期にアートとしてのコーディングを知ることができました。振り返って周りを見ると、動く以上のコーディングについての情報はまだまだ少ないと思います。
 美しいコードを書くためのヒントが発信できて、一人でも多くの職業エンジニアさんが、動く以上のコードに目覚めてくれたらうれしいなぁと思っています。

蘊蓄はこの程度にして