2014/10/05

ぶろぐはじめました

 アオイホノオっていうドラマを見て衝撃をうけました。まぁ原作は前から知ってたんですけどね。

 テレビの中に俺がいるwwwって感じ。

 若かった頃、そもそもエンターテイメントとは対極に位置する自分大好き人間なのに、何を間違えてかエンターテナーにあこがれて随分な時間と努力を浪費しました。
 島本和彦さんは自意識過剰を突き詰めきってエンターテイメント界に確固たる地位を築き上げられましたが、私は中途半端に逃げ出して今に至っております。

 さて、そんな自分大好きの私は以前からプログラムに関するうんちくを垂れ流す場所が欲しいなぁと思っていたのですが、このたび拙作のAndroid向けゲームアプリ「くりくり」をリリースするにあたって、サポートのページを作ることにしました。

 多分、サポートとは名ばかりの俺様偉いんじゃないブログになると思われます。今のうちにごめんなさいって言っておきます。
 「くりくり」を作ったのは、「みんな大好きなあのゲーム」ってどういう構造になってるのかな>自分でもできそうだな>できたから自慢したいな>イマココ、という流れになります。自分で言うのは何ですが、結構きれいなコーディングをしたつもりです。需要があるのかどうか定かではありませんが、自分が考える美しいコーディングについて、できるだけわかりやすく解説ができればいいかなと思っています。

 このブログを読んでほしい読者さんは二種類います。
 まずはプログラミングを始めたいけれどどこから手を付けていいかわからないという初心者さん。
基礎から手取り足取り教えていく教本を書くつもりはありません。プログラミングの「最初の一歩」を「面白さ」と併せて紹介していけば、あとは勝手に覚えてしまうのがプログラミングだと思っています。
 感覚的な話で申し訳ありませんが、プログラミングを勉強して覚えていくのは「階段を登って行くような」ものだと思っています。私自身の場合「坂を転げ落ちるように」プログラミングに嵌っていったと言う方が直感的に合うのです。プログラミングというのは、ある種の性癖を持った人にとってなにものにも代えがたい快感をもたらします。いやこれほんとマジで。
 私はこのブログを通してそういう性癖をもった人たちに、甘美な世界への入り口を提供できればと思っています

 もうひとつ対象にしている読者さんは、上の快感に目覚めていない職業プログラマーさん達です。
 私は、ソフトウェアはアートだと思っています。小説とか絵画のように。ぼっちゃんはただの明治時代の風俗資料ではないですし、モナリザはただの女性の正面図ではないですよね?では設計仕様書だってコードだってただ動くだけのものではない、と思える職業エンジニアさんはどのくらいいるんでしょうか。
 私は幸運にも芸術的なデザインをする上司先輩に恵まれ、それほど遅くない時期にアートとしてのコーディングを知ることができました。振り返って周りを見ると、動く以上のコーディングについての情報はまだまだ少ないと思います。
 美しいコードを書くためのヒントが発信できて、一人でも多くの職業エンジニアさんが、動く以上のコードに目覚めてくれたらうれしいなぁと思っています。

蘊蓄はこの程度にして

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